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2016年06月19日
田植えのお話
先日、田植えが終わりました。
ほぼ毎日ご飯を食べる(まあまあ当たり前の事ですが)にも関わらず、田植えの事はほとんど知らず、
今回も(=大体いつも)予備知識無しで挑んで参りました。
先ずは種入れ。
肥料?や土が敷かれた黒いプレートに、種を蒔いていきます。
プレートさえ準備しとけばあとは機械が半自動的にやってくれるので、流れ作業的な工程でした。
(流れ作業にするまでの工程が大変なのでしょうが、、、)
地域の皆さん何件かと集まり、協力しながら世間話しながら、終わったらお菓子を持ち寄って休憩、、、といった感じです。
収穫量少なめなので、うちは2時間程度で終わりました。
この作業が5月22日の事で、、、
1か月、水をあげて管理する(恐らく僕の知らないところで色々な作業がある)と、
こんなにフサフサの綺麗な苗になります。
これをプレートから剥がし、機械にセットして、田んぼに入ります。
機械を操作してみましたが、何が難しいかと言いますと、まっすぐに機械を動かすことです、、、
トラクターでもそうでしたが、まっすぐにハンドルを動かすことがとても難しかったです。
社長が見つめる中、クラッチ式の慣れない機械を動かすだけで、緊張でびっしょり汗をかきました。
たまたま農家の友達が通りがかって手を振っていたそうですが、何も気付かず。
それだけまっすぐ動かすことに集中していたのでしょう、、、
(その友達曰く「初心者にしてはまあまあちゃんと動かしていた」とのこと)
この手の機械におなじみのうさぎとかめのマーク。なんだか懐かしい気持ちになります。
「私の運転テクニックをご覧あれ」と言い、操縦する社長
機械がなく手植えしていた時代は、苗から3本程抜いて、延々と泥に刺す作業をしていたとのこと。
現代に生まれてよかった、、、(切実)
翌日は雨の予報だったので、近郊のたくさんの農家さんが田植えをされていました。
田園に広がる泥水と苗のグリーンのコントラストがとてもきれいで、この景色を見ると
夏の始まりを感じさせます。
僕はこの農家直産のお米を食べることが子供の頃から当たり前だったので、
(書き方が良くないかも知れませんが)スーパーで売っているお米を初めて
食べたとき、味の違いにびっくりした記憶があります。
是非、米処のおいしいごはんを皆さまにも味わってほしいものです。
Posted by nonoka at 16:34│Comments(0)